英検の「準2級プラス」は、2025年度に準2級と2級のあいだに新しく加わった級です。受ける前に知っておきたいのは、どのくらいのレベルか、一次試験と面接で何をするか、合格の基準と検定料、そして準2級・2級と何が違うかの4つです。本記事では、これらを日本英語検定協会(以下、協会)の公式サイトの記載だけで整理し、後半では準2級プラスの面接練習にオンライン英会話を使う方法を、中高生と大人に分けて紹介します。サービスは、準2級プラス対応を公式サイトで確認できたものと、確認できなかったものを分けて載せています。
この記事でわかること
- 準2級プラスが新設された時期と理由、協会が示すレベルの目安とCEFR
- 一次試験(リーディング・ライティング85分/リスニング約25分)の問題構成
- 二次試験(面接約7分)の質問の順番と、当日の決まりごと
- 合格基準スコア、2026年度の検定料と第3回の日程
- 準2級・準2級プラス・2級の違い(比較表)と、面接練習に使えるオンライン英会話
30秒でわかる要約
- 準2級プラスは2025年度に導入された級で、協会の推奨目安は「高校上級程度」。CEFRの算出範囲はA1〜A2です。
- 一次試験の問題の数と時間は2級と同じ組み立て(リーディング31問・ライティング2問・リスニング30問)。面接は約7分で、3コマのイラストの展開説明があります。
- 合格基準スコアは一次1402・二次427。2026年度の検定料は本会場(個人)8,600円、英検S-CBT 9,200円(税込)です。
- 面接用の教材やレッスンに準2級プラスを明記しているのは、確認できた範囲でQQ English・Kimini英会話・ハッチリンクジュニア・DMM英会話・レアジョブ英会話の5社でした。
準2級プラスとは:2025年度に新設された準2級と2級の間の級
協会は、準2級プラスについて「2025年度に、実用英語技能検定の準2級と2級の間に新たな級を導入しました」と説明しています(準2級プラス特設サイト)。コンピューターで受ける英検S-CBTでも、2025年6月実施分から準2級プラスが始まっています。
新設の理由として協会が挙げているのは、準2級と2級の間の差です。特設サイトによると、受験者データでは5級から準2級までは各級の合格までにおよそ1年間ですが、準2級に合格した人が2級に合格するまでは約2年近くかかっていました。そこで、準2級と2級の間の「高い壁」を越えるためのステップとして準2級プラスを新設した、としています。名前の「プラス」には、2級を目指す人が前向きに学習意欲を高められる身近な目標級にしたい、という意図が込められているそうです。
既存の級への影響についても、協会ははっきり書いています。準2級プラスの新設による既存級の出題範囲・出題形式の変更はなく、既存級の難易度設定や名称の変更もありません。準2級や2級の対策に使ってきた問題集や過去問の形式が、準2級プラスの導入で変わるわけではない、ということです。
| 導入 | 2025年度(英検S-CBTは2025年6月実施分から) |
|---|---|
| 推奨目安 | 高校上級程度(準2級=高校中級程度、2級=高校卒業程度) |
| CEFR算出範囲 | 「A1」〜「A2」(英検CSEスコア1550〜1949) |
| 一次試験 | リーディング・ライティング85分/リスニング約25分 |
| 二次試験 | 英語での面接 約7分(面接委員1人の個人面接) |
| 合格基準スコア | 一次1402/二次427(英検CSEスコア) |
| 検定料(2026年度) | 英検(従来型)本会場・個人申込 8,600円/英検S-CBT 9,200円 |
| 受けられる方式 | 英検(従来型)の本会場・準会場、英検S-CBT |
レベルの目安とCEFR(協会の表記どおり)
協会の「各級の目安」では、準2級プラスの推奨目安は「高校上級程度」で、できることは次のように書かれています。
身近な社会的な話題について、概要や要点、詳細を理解したり、情報や自身の考えを多様な語句を用いながら詳細に伝えることができる。
出典:日本英語検定協会「各級の目安」
同じページで、準2級は「日常的な話題」について基本的な語句で伝える級、2級は「社会的な話題」について話の展開を考えながら詳細に伝える級とされています。準2級プラスは、話題が「日常」から「身近な社会的な話題」へ一段広がり、使う語句も「基本的な語句」から「多様な語句」になる、という位置づけです。協会は、語彙や文の構造は2級より負荷を低くし、準2級より抽象度の高い話題で詳細な情報を扱う力を測る、とも説明しています。
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)との関係は、協会の特設サイトに次のように示されています。
| 4技能総合スコア(英検CSEスコア) | 成績表に表示されるCEFR |
|---|---|
| 1950〜2500 | A2(準2級プラスで表示できる上限) |
| 1700〜1949 | A2 |
| 1550〜1699 | A1 |
| 0〜1549 | 表示されない(算出範囲を下回るため) |
注意したいのは、これが「準2級プラスを受けたときに算出されるCEFRの範囲」だという点です。4技能すべてを受験しないと4技能総合CEFRは表示されず、一次試験の成績だけでは表示されません。英検とCEFR・TOEICの関係全体はTOEICと英検の比較記事でも整理しています。
一次試験の構成と時間
一次試験はリーディング・ライティング(85分)とリスニング(約25分)です。協会の「準2級プラスの試験内容」に載っている問題構成をまとめると、次のとおりです。
| 技能 | 形式 | 内容 | 問題数 |
|---|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 文脈に合う語句を補う(短文・会話文) | 17 |
| 長文の語句空所補充 | パッセージの空所に語句を補う(説明文) | 6 | |
| 長文の内容一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える(Eメール・説明文) | 8 | |
| ライティング | 英文要約 | 文章の内容を英語で要約する | 1 |
| 英作文 | 質問に対する意見を英語で論述する | 1 | |
| リスニング | 会話の内容一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える(放送1回) | 15 |
| 文の内容一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える(放送1回) | 15 |
選択問題はリーディング・リスニングとも4肢選択(選択肢は印刷)です。ライティングの英文要約は、特設サイトによると内容・構成・語彙・文法の4つの観点で、観点ごとに0〜4点の5段階、満点16点で採点されます。協会は特設サイトで「2級と準2級プラス ライティング 要約問題比較 リーフレット」も公開しているので、要約問題が初めての人は一度目を通しておくと形式をつかみやすくなります。
過去問は、準2級プラスの過去問ページで問題冊子・リスニング原稿・音源・解答が公開されており、各回の一次試験終了後に順次掲載されます。協会の試験問題は著作物のため、本記事では問題を転載していません。
二次試験(面接)の形式と当日の流れ
二次試験は英語での面接(約7分)で、面接委員1人との個人面接です。評価の観点は、応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度など、と公式に書かれています。話題は「身近な社会的な話題」で、過去の出題例として「動画配信サービス」「ドッグセラピー」が挙げられています。
| 順番 | 課題 | 公式の説明 |
|---|---|---|
| 黙読・音読 | 音読 | 55語程度のパッセージを読む(黙読20秒のあと、英語のタイトルから音読) |
| No.1 | パッセージについての質問 | 音読したパッセージの内容についての質問に答える |
| No.2 | イラストについての質問 | 3コマのイラストの展開を説明する(考える時間20秒・言い出し部分はカードに印刷) |
| No.3 | 受験者自身の意見など | ある事象・意見について自分の意見などを述べる(カードのトピックに関連) |
| No.4 | 受験者自身の意見など | 日常生活の一般的な事柄に関する自分の意見などを述べる(トピックに直接関連しない内容も含む) |
当日の流れで押さえておきたい決まりごとは次のとおりです(協会の「二次試験の受け方」より)。
- 面接委員とはすべて英語でやりとりし、面接中のメモ・写真撮影・録音はできません。
- No.1とNo.2は「問題カード」を見ながら答えてよく、No.2のあとにカードを裏返すよう指示されます。No.3・No.4はカードを見ずに答えます。
- 質問が聞き取れなかったときなど、自然な流れの中での「聞き返し」は減点の対象になりません。不自然な聞き返しや、繰り返しの聞き返しは減点の対象です。
- 答えている途中で応答が止まると、次の質問に進むことがあります。
協会は、入室から退室までをアニメーションで見られる「英検バーチャル二次試験」と、二次試験のサンプル問題(PDF)を公開しています。面接の流れを先に目で確かめてから練習に入ると、何を練習すればよいかがはっきりします。
合格基準・検定料・2026年度の日程
合格基準スコア
英検の合否は、正答数ではなく英検CSEスコアで決まります。協会の説明では、各技能の正答数をもとに技能別スコアを算出し、合格基準スコアに達した人が合格です。一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能の合算、二次試験はスピーキングのスコアだけで判定されます(英検CSEスコアとは)。準2級プラスの技能ごとの満点は625点です。
スコアは統計的な手法で回ごとに算出されるため、自分の正答数からスコアを計算することはできない、と協会は説明しています。参考として、2016年度第1回の一次試験では、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格した、というデータが紹介されています(準2級プラス導入前のデータです)。
検定料と2026年度第3回の日程
| 項目 | 準2級 | 準2級プラス | 2級 |
|---|---|---|---|
| 英検(従来型)本会場・個人申込 | 8,400円 | 8,600円 | 9,000円 |
| 英検S-CBT | 9,000円 | 9,200円 | 9,600円 |
| 一次試験の合格基準スコア | 1322 | 1402 | 1520 |
| 二次試験の合格基準スコア | 406 | 427 | 460 |
| 技能ごとの満点 | 600 | 625 | 650 |
2026年度の検定料は、2025年度より一律100円引き下げられています。一次試験免除で二次試験から受ける人も同額です。
2026年度第2回の個人申込は9月7日に締め切られているため、これから従来型で受けるなら第3回が次の機会です。第3回の個人申込の受付は2026年10月30日(金)〜12月14日(月)、一次試験は2027年1月24日(日)、二次試験は本会場A日程が2月28日(日)、B日程が3月7日(日)です(個人申込の試験日程)。二次試験は、満20歳以下(2005年4月2日以降生まれ)がB日程、満21歳以上(2005年4月1日以前生まれ)がA日程で、準2級プラスの二次試験は全国で開かれます。
一次試験に合格して二次試験を欠席または不合格になった場合は、次回以降の申込時に一次試験免除を申請すれば二次試験から受けられ、申請できるのは翌年度の同回までです。英検S-CBTは、1日でスピーキング・リスニング・リーディング・ライティングを受ける方式で、同じ検定回で同じ級を最大3回まで受けられます。S-CBTのスピーキングは、ヘッドセットを着けて解答を録音する吹込み式で、面接委員と向き合う従来型とは形式が違います。
準2級・準2級プラス・2級の違い(比較表)
3つの級の試験内容を、協会の各級の試験内容ページをもとに並べました。準2級プラスは、一次試験の問題の数と時間が2級と同じ組み立てで、面接も2級と同じ「3コマのイラストの展開説明」+「意見を述べる質問2つ」の形です。準2級からの変化が大きいのは、ライティングが「Eメール」から「英文要約」に変わる点と、面接が「イラストの人物描写」から「3コマの展開説明」に変わる点です。
| 項目 | 準2級 | 準2級プラス | 2級 |
|---|---|---|---|
| 推奨目安 | 高校中級程度 | 高校上級程度 | 高校卒業程度 |
| 一次試験の時間 | R・W 80分/L 約25分 | R・W 85分/L 約25分 | R・W 85分/L 約25分 |
| リーディング | 短文15・会話文5・長文の語句2・長文の内容7 | 短文17・長文の語句6・長文の内容8 | 短文17・長文の語句6・長文の内容8 |
| ライティング | Eメール(返信)+英作文 | 英文要約+英作文(質問に対する意見) | 英文要約+英作文(指定されたトピックについての意見) |
| リスニング | 応答文選択10・会話の内容10・文の内容10 | 会話の内容15・文の内容15 | 会話の内容15・文の内容15 |
| 面接の時間 | 約6分 | 約7分 | 約7分 |
| 面接の音読 | 50語程度 | 55語程度 | 60語程度 |
| 面接のイラスト | イラスト中の人物の行動を描写・状況を説明 | 3コマのイラストの展開を説明 | 3コマのイラストの展開を説明 |
| 面接の質問数 | 5つ(No.1〜No.5) | 4つ(No.1〜No.4) | 4つ(No.1〜No.4) |
| 面接の話題 | 日常生活の話題 | 身近な社会的な話題 | 社会性のある話題 |
協会の2級のページでは、2級を「準2級プラスまでしっかりつけてきた力を実生活の様々な分野で応用できる力を身につけている級」と説明しています。準2級に合格したあと、2級と同じ形式に準2級プラスで先に慣れておく、という使い方ができる並びになっています。
準2級プラスの面接練習にオンライン英会話を使う方法
面接は、面接委員と1対1で英語をやりとりする試験です。問題集やアプリでも答え方の型は学べますが、相手の質問を聞いてその場で答え、聞き返しや沈黙も含めて本番に近い形で練習するには、講師と1対1で話すオンライン英会話が使いやすい方法のひとつです。ここでは、準2級プラスの面接用の教材やレッスンがあると公式サイトに書かれているサービスと、英検対策はあるものの準2級プラス対応の記載が見当たらなかったサービスを分けて紹介します。英検対策全般にオンライン英会話を使う方法は英検対策とオンライン英会話の記事でまとめています。
掲載順:準2級プラス対応を公式に明記している5社を、いちばん安いプランの月額が低い順に(Kimini英会話は面接対策の対応プランのうちいちばん安いプランで比較。点数はつけていません)。
| サービス | 準2級プラスで使えるもの(公式の表記) | 一次試験への対応 | 料金の一例 | 無料体験 |
|---|---|---|---|---|
| QQ English | 英検®面接対策(QQEオリジナル/旺文社)。どちらも3級・準2級・準2級プラス・2級・準1級に対応。対象はLv2〜Lv8 | 英検®一次試験対策のカリキュラムあり(準2級プラス対応の記載は確認できず) | 月4回 3,280円〜 | 25分×最大2回(自動入会なし) |
| Kimini英会話 | 英検®準2級プラス<二次試験対策>(8レッスン)。対応プランはスタンダードPlus・スタンダード・回数プラン | 英検®合格コースは5級〜2級で、準2級プラスのコースは一覧になし | 月6回 3,630円(回数プラン) | 回数プランは3日間で1レッスン(カード必要・自動でプラン開始) |
| ハッチリンクジュニア | 英検対策レッスン。準2級プラスは一次試験・二次試験(面接)対策に対応。面接は「問題カード」と同じ形式のオリジナル教材を使い、原則は初見で解く | 対応(一次試験対策) | 月4回 3,800円(ベーシック) | 2回 |
| DMM英会話 | 教材カテゴリ「英検®対策」に、3級・準2級・準2級プラス・2級・準1級の二次試験対策用の模擬テスト | 教材の説明に「語彙、読解、スピーキング力」の対策とあり(準2級プラスの一次試験専用の記載は確認できず) | 月8回 4,880円〜 | 7日間(カード入力あり・自動で有料へ) |
| レアジョブ英会話 | 二次試験対策レッスン(2級・準2級プラス・準2級・3級)。日常英会話コースで受講 | 一次試験の対策には対応していない(公式) | 月8回 4,980円・毎日25分 7,980円 | 7日間(カード入力あり・自動で有料へ) |
QQ English:オリジナルと旺文社版の2種類から選べる
QQ Englishの英検®面接対策は、QQEnglish完全オリジナルの「QQEオリジナル 英検®面接対策」と、旺文社の問題集に沿った「旺文社 英検®面接対策」の2種類で、どちらも準2級プラスに対応しています(公式カリキュラム)。旺文社版は「ポイント加算カリキュラム」で、公式のテキスト案内では準2級プラスの予習・復習用に『英検準2級プラス対策 予想模擬テスト』の購入を推奨しています。必要なポイントは公式サイトで確認してください。料金体系はQQ Englishの料金記事で整理しています。
Kimini英会話:準2級プラス専用の模擬面接8回
Kimini英会話には「英検®準2級プラス<二次試験対策>」という準2級プラス専用のコース(8レッスン)があります。公式の説明では、準2級プラスの二次試験を想定した模擬試験のあと講師からフィードバックがあり、その後1回目と同じ問題で再度模擬試験を行います(英検対策コース)。対応プランはスタンダードPlus・スタンダード・回数プランで、ウィークデイ系のプランは対応プランに入っていません。回数プランの月6回は税込3,630円です。
ハッチリンクジュニア:子ども専門・一次と二次の両方に対応
子ども専門のハッチリンクジュニアは、公式のよくある質問で、準2級プラスの「一次試験/二次試験(面接)対策」に対応すると案内しています。面接の練習には、面接試験で使われる「問題カード」と同じ形式のオリジナル教材を使い、通常のレッスンと違って原則は予習用の教材を渡さず、初見で問題を解く形です。英検対策はすべての外国人講師と、一部の英検対応の日本人講師が担当できます。推奨年齢は3〜18歳です。なお、別に用意されている課題提出型の「英検コーチングプログラム」の対象級は5級〜2級で、準2級プラスは含まれていません。料金や講師はハッチリンクジュニアのレビューで整理しています。
DMM英会話:教材カテゴリ「英検®対策」の模擬テスト
DMM英会話の教材カテゴリ「英検®対策」は、英検対策として語彙、読解、スピーキング力を鍛えるためのレッスンで、3級・準2級・準2級プラス・2級・準1級には二次試験対策用の模擬テストもある、と説明されています。講師は約130カ国と幅が広く、予約制で24時間受けられます。サービス全体はDMM英会話のレビューを参照してください。
レアジョブ英会話:入室から退室までの通し練習
レアジョブ英会話は、2025年6月に準2級プラスの教材のリリースを案内しており、2級・準2級プラス・準2級・3級の二次試験対策レッスンを用意しています。レッスンではレアジョブオリジナルの教材で、面接の入室から退出まで一連の流れを練習できます(公式のお知らせ)。二次試験対策は日常英会話コースで受けられ、一次試験の対策には対応していません。日本人講師とのレッスンは、加入プランによって1レッスンにつきレッスンチケット3枚が追加で必要です。レッスンは朝6時から深夜1時までで、レッスン録音機能もあります(英検®二次試験対策ページ)。
英検対策はあるが、準2級プラス対応の記載を確認できなかったサービス
次のサービスにも英検対策の教材やコースがありますが、2026年9月時点の公式サイトでは準2級プラスへの対応の記載を確認できませんでした。2級の面接の形式は準2級プラスと同じ組み立てですが、準2級プラス用として使えるかどうかは、申し込む前に各社へ確認してください。
| サービス | 公式サイトで確認できた英検対策 | 準2級プラス |
|---|---|---|
| ネイティブキャンプ | 英検®2次試験を疑似体験する教材。予約レッスンのみ(有料会員限定) | 記載は確認できず |
| ワールドトーク | 講師は全員日本人。「目的から探す」で英検対策の講師を探せる | 記載は確認できず |
| KIRIHARA Online Academy | 英検二次試験対策コース(3級・準2級・2級 38,500円、準1級 49,500円・2ヶ月50分×8回・買い切り) | コース一覧に準2級プラスはなし |
| スモールワールド | 英検®対策レッスン(受講者の多くは小学生・中学生・高校生) | 準2級プラス用の教材・コースの記載は確認できず |
中高生が使う場合
中高生(満20歳以下)の二次試験は、本会場ではB日程です。2026年度第3回では、一次試験のウェブ合否公開が2月15日(月)、B日程の二次試験が3月7日(日)なので、一次試験の前後から面接の練習を始めておくと慌てずに済みます。一般的な進め方の例は次のとおりです。
- 最初に協会の資料で形式を確認する:英検バーチャル二次試験で入室から退室までの流れを見て、二次試験のサンプル問題で質問の順番をつかみます。
- 面接の型をレッスンで繰り返す:Kimini英会話のように同じ問題で2回模擬試験をする形や、レアジョブ英会話のように入室から退出まで通して練習する形があります。塾や部活のあとに受けるなら、レッスンの時間帯(レアジョブは朝6時〜深夜1時、Kiminiは6:00〜24:00)も確認しておきましょう。
- No.2の展開説明を声に出して練習する:3コマのイラストの展開説明は準2級にはなかった形式です。考える時間は20秒で、言い出し部分はカードに印刷されています。
- 無料体験の条件は保護者が確認する:カード登録や自動で有料に移るかどうかはサービスごとに違います。中高生向けのサービス全体の比較は中学生・高校生向けオンライン英会話の記事にまとめています。
大人が使う場合
英検は小学生から社会人まで幅広い人が受けられる検定で、満21歳以上の二次試験は本会場ではA日程です。仕事などで決まった日に受けにくい場合は、1日で4技能を受ける英検S-CBTも選択肢です。ただしS-CBTのスピーキングはヘッドセットに解答を録音する吹込み式なので、面接委員とのやりとりを練習する従来型の面接対策とは、練習の中身が少し変わります。
- 日常英会話と面接対策を同じ契約で:レアジョブ英会話の二次試験対策は日常英会話コースの中で受けられ、DMM英会話も英検®対策の教材があります。ふだんの英会話レッスンの合間に模擬面接を入れる使い方ができます。
- 回数を決めて短期で:Kimini英会話の回数プラン(月6回)なら、準2級プラスの二次試験対策コース(8レッスン)を少ない回数から始められます。
- 意見を述べる質問(No.3・No.4)に時間を使う:No.3はカードのトピックに関連した事象・意見について、No.4は日常生活の一般的な事柄について自分の意見を述べます。レッスンでは、答えのあとに理由を1つ足す練習を講師と繰り返すのが一般的な方法です。
練習の組み立て方の例(自作の短い例文つき)
協会の問題は著作物のため転載せず、ここでは練習用に自作した短い例で、意見を述べる質問への答え方の形を示します。
Q(自作): Do you think more people will use online services to watch movies in the future?
A(自作の例): Yes, I do. Online services are easy to use at home. For example, people can watch movies on their smartphones on the train.
「Yes/No → 理由 → 例」の順に2〜3文で答える形は、英検の面接に限らずオンライン英会話のレッスンでも練習しやすい型です。レッスンでは、講師に質問役をしてもらい、答えたあとに言い直した表現を最後にもう一度言う、という順番にすると復習しやすくなります。本番の過去問・サンプル問題は協会のページで確認してください。
よくある質問(FAQ)
英検準2級プラスはいつから始まった級?
日本英語検定協会は、2025年度に準2級と2級の間の新しい級として準2級プラスを導入しました。英検S-CBTでも2025年6月実施分から始まっています。準2級プラスの新設による既存の級の出題範囲・出題形式、難易度や名称の変更はありません。
準2級プラスのレベル(CEFR)はどのくらい?
協会の推奨目安は「高校上級程度」です(準2級は高校中級程度、2級は高校卒業程度)。CEFRは、準2級プラスで算出される範囲が「A1」〜「A2」(英検CSEスコア1550〜1949)とされています。4技能すべてを受験しないと4技能総合CEFRは表示されません。
準2級プラスの面接(二次試験)はどんな形式?
面接委員1人との個人面接で、時間は約7分です。55語程度のパッセージを20秒黙読して音読したあと、パッセージについての質問、3コマのイラストの展開説明、自分の意見を述べる質問2つの、合わせて4つの質問(No.1〜No.4)に答えます。
準2級プラスの合格基準と検定料は?
合格基準スコア(英検CSEスコア)は一次試験が1402、二次試験が427で、協会の特設サイトでは準2級プラスの合格基準スコアを1829としています。2026年度の検定料(税込)は、英検(従来型)の本会場・個人申込で8,600円、英検S-CBTで9,200円です。
準2級プラスの面接練習に使えるオンライン英会話は?
2026年9月時点で、準2級プラスの二次試験(面接)用の教材やレッスンを公式サイトに明記していたのは、QQ English・Kimini英会話・ハッチリンクジュニア・DMM英会話・レアジョブ英会話の5社でした。ネイティブキャンプ・ワールドトーク・KIRIHARA Online Academy・スモールワールドにも英検対策の教材やコースがありますが、準2級プラス対応の記載は公式サイトで確認できませんでした。
まとめ
準2級プラスは、準2級と2級の差を埋めるために2025年度に加わった級です。申し込む前に確認しておきたい点を整理すると、次のとおりです。
- レベル:推奨目安は高校上級程度、CEFRの算出範囲はA1〜A2
- 一次試験:R・W 85分/L 約25分。問題の数と時間は2級と同じ組み立てで、ライティングは英文要約+英作文
- 二次試験:約7分の個人面接。音読55語程度、3コマのイラストの展開説明、意見を述べる質問2つ
- 合格基準・検定料:一次1402・二次427。2026年度は本会場(個人)8,600円、S-CBT 9,200円
- 次の受験機会:従来型は第3回(申込 10/30〜12/14、一次 2027年1月24日)
- 面接練習:準2級プラス対応を公式に明記しているのはQQ English・Kimini英会話・DMM英会話・レアジョブ英会話
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