参考書に加えてオンライン英会話で英語を聞いて話す練習をすると、リスニング対策の助けになります。文法・語彙・読解はTOEIC専用教材と組み合わせると、L&Rの対策もできます。ここでは、TOEICとオンライン英会話の組み合わせを3つの観点(効く理由・目標スコア別の戦略・パート別の活用法)で整理し、スコアアップに役立てる使い方を解説します。
この記事でわかること
- オンライン英会話がTOEICスコアアップに効く理由
- 目標スコア別(600・730・900点)の学習戦略
- TOEIC対策に強いオンライン英会話サービスの選び方
- リスニング・リーディング・スピーキングを同時に鍛える方法
オンライン英会話はTOEICに本当に効果があるのか?
「TOEICの勉強といえば参考書と過去問」と思っている方も多いですが、オンライン英会話を取り入れると、聞く・話す練習の量を増やせます。その理由は、英語を「使う」経験を積むことで、英語を「読む・聞く」能力も伸びることが期待できるからです。
特にTOEICのリスニングパート(Part 1〜4)では、自然な英語の音声を聞き取る能力が必要です。オンライン英会話で毎日英語を聞く習慣をつけることは、リスニングの練習にもなります。
目標スコア別・オンライン英会話活用戦略
600点以下→600点台を目指す人の戦略
600点以下の方はまず英語の基礎力を固めることが優先です。オンライン英会話では「日常英会話の基礎」コースを選び、基本的な文法と語彙を会話で確認しながら学びましょう。
- 週2〜3回のレッスンで英語を「話す・聞く」習慣をつける
- TOEIC Part 5(短文穴埋め)で出題される文法を講師に確認してもらう
- レッスン外でTOEIC公式問題集の音声シャドーイングを毎日15分行う
600点台→730点を目指す人の戦略
730点を一つの目標にする人も多いスコアです。このレベルを目指すには、英語の「量」を増やすことが鍵です。
- TOEIC対策教材のあるオンライン英会話(ネイティブキャンプなど)のレッスンを週3〜4回受ける
- ビジネス英語の表現を毎回のレッスンで5つ以上習得する
- TOEIC Part 3・4(会話・トーク)の音声を繰り返し聞いてシャドーイング
730点台→900点を目指す人の戦略
このレベルではネイティブスピーカーのスピードや表現に慣れることが重要です。
- CamblyなどネイティブスピーカーとのレッスンをTOEICリスニング強化に活用
- ビジネスニュース(CNN、BBC)を教材にしたレッスンを受ける
- TOEIC Part 7(長文読解)で出てくるテーマ(ビジネス・旅行・広告)を英語で議論する
TOEIC各パート別・オンライン英会話活用法
Part 1・2(写真描写・応答問題)の強化
Part 1・2は基本的な英語を正確に聞き取る能力が必要です。オンライン英会話のレッスンで「写真や状況を英語で説明してもらう」練習を取り入れると効果的です。講師に写真や場面を英語で説明してもらい、同じように言ってみる練習は、Part 1・2の対策にもなります。
Part 3・4(会話・トーク)の強化
Part 3・4は自然な会話や説明を聞き取る力が試されます。オンライン英会話で「ロールプレイ」を積極的に活用しましょう。「カスタマーサービスの電話対応」「会議での意見交換」など、TOEIC頻出シナリオをレッスン内で再現します。
リーディング力向上への間接的効果
オンライン英会話はリスニングとスピーキングの強化が主ですが、レッスンで扱う語彙や表現はTOEICリーディングパートにも登場します。特にビジネス英語コースで学ぶ語彙は、TOEIC Part 5・6・7でも頻出のものが多く、語彙力強化にも間接的に貢献します。
TOEIC対策に強いオンライン英会話サービス
Kimini英会話(TOEIC L&Rトレーニング)
学研グループのKimini英会話には、「Kimini英会話✕JayのTOEIC® L&Rトレーニング」というTOEIC用の自習トレーニング(講師とのレッスンではなく、問題を解く形)があります。新しく入る人がこのトレーニングを使えるのは、スタンダードPlusプラン(月額7,480円・税込)です。講師はフィリピン人が中心です。詳しくはKimini英会話のレビューをご覧ください。
Kimini英会話の無料体験を見る →ネイティブキャンプ
TOEIC対策の教材もあります(ネイティブキャンプ公式では「32,000を超える豊富なコンテンツ」と案内)。月額定額制なので、試験直前に集中してTOEIC対策レッスンを毎日受けるという使い方も可能です。
KIRIHARA Online Academy(TOEIC・英検・TOEFL特化)
KIRIHARA Online Academyは、TOEIC・英検・TOEFLなどの資格試験対策に特化したオンライン英会話スクールです。2ヶ月集中のカリキュラムと日本人講師によるマンツーマン指導で、効率的にスコアアップを目指せます。無料体験レッスンを試してみましょう。
KIRIHARA Online Academyを無料体験する →スタディサプリENGLISH(TOEIC L&Rテスト対策コース)
リクルートが提供するスタディサプリENGLISH TOEIC L&Rテスト対策コースは、アプリで完結するTOEIC専門の学習サービスです。関正生講師による「神授業」動画、ディクテーション、シャドーイング、20回分相当の演習問題、レベル別単語クイズなど、TOEIC対策に必要な機能が一つに集約されており、スキマ時間に効率よくスコアアップを目指せます。オンライン英会話と組み合わせて、インプットはアプリ・アウトプットはレッスンと使い分ける活用法もおすすめです。初回7日間の無料体験があります(支払い方法の登録が必要で、期間後は自動で継続課金)。
スタディサプリENGLISH TOEICを公式サイトで見る →オンライン英会話TOEIC対策が向いている人/向いていない人
✅ 向いている人
- TOEIC 500〜800点台で停滞している学習者
- リスニングセクションが苦手な人(口を動かすトレーニングが効く)
- 独学で文法・語彙対策はできるが、運用力が伸び悩んでいる人
- 仕事・昇進・転職で具体的な目標スコアがある人
- スタサプTOEIC等の独学教材を既に併用している人
❌ 別の方法が優先
- すでに900点以上の上級者(過去問演習+専門対策が中心)
- 基礎的な単語がまだ少ない(先に語彙学習を)
- 3ヶ月以内の短期スコア勝負(コーチング型の方が効率的)
- TOEIC受験予定がない人(一般英会話学習を優先)
よくある質問(FAQ)
オンライン英会話だけでTOEICスコアは本当に上がりますか?
A. スピーキング・リスニング能力の底上げには効果がありますが、TOEIC L&Rは「リスニング+リーディング」のテストで、文法・語彙・読解の専門対策も必要です。スタディサプリTOEIC等の専用教材と組み合わせると、L&Rの対策もできます。
目標スコア別の学習プランは?
A. 公式に決まった目安はありません。たとえば500点台なら週2〜3回の英会話+TOEIC教材、600点台なら毎日1回の英会話+専用教材、800点台なら英会話に加えて公式問題集の演習、のように今のスコアに合わせて組み立てるとよいでしょう。
TOEIC対策に強いオンライン英会話はどれですか?
A. Kimini英会話の「Kimini英会話✕JayのTOEIC L&Rトレーニング」、KIRIHARA Online AcademyのTOEIC対策コース、ネイティブキャンプのTOEIC L&R TEST対策教材などがあります(Kiminiのトレーニングは、新しく入る人はスタンダードPlusプランで受講)。各社の専用カリキュラムから選べます。
TOEIC Speaking & Writing 対策には何が必要?
A. Speakingセクションには「制限時間内に話す」訓練が必要なため、オンライン英会話のスピーキング練習が直接効きます。Writingにはタイピング速度+テンプレ暗記が中心です。
どのくらいの期間でスコアが上がりますか?
A. スコアの伸び方は、学習時間と今のスコア帯によって大きく違い、公式に決まった目安はありません。
まとめ
参考書に加えて、オンライン英会話で実際に英語を聞いて話す練習をすると、リスニング対策の助けになります。目標スコアと自分のレベルに合わせたサービスを選び、週3〜4回のレッスンを3ヶ月間継続してみましょう。