「パソコンを持っていない」「通勤前や寝る前にスマホで受けたい」という理由で、オンライン英会話をスマホだけで始められるかを気にする方は少なくありません。実際にはスマホで受講できるサービスが多いものの、公式アプリで受けるのか、スマホのブラウザで受けるのかはサービスごとに違い、アプリがあっても自習用というケースもあります。本記事では主要6社の公式サイト・公式ヘルプ・App Storeの公式説明をもとに、スマホ対応の違いと準備をまとめました(2026年9月時点)。
この記事でわかること
- DMM英会話・レアジョブ英会話・ネイティブキャンプ・Kimini英会話・Bizmates・Camblyのスマホ対応の違い
- 公式アプリの有無と、アプリでレッスンを受けられるかどうか
- スマホのブラウザでレッスンを受けられるかどうかと、公式の推奨環境
- イヤホン・通信環境など、スマホで受ける前の準備
- 画面が小さいときの工夫とよくある質問(FAQ)5問
結論:スマホで受ける方法は「アプリ」と「ブラウザ」の2通り
今回比べた6社は、いずれもスマホからレッスンを受けられると公式に案内しています。違うのは受け方です。
- 公式アプリでレッスンを受ける:レアジョブ英会話・ネイティブキャンプ・Cambly。レアジョブ英会話は、スマホやタブレットではブラウザを使ったレッスンはできず、アプリが必要と明記しています。
- スマホのブラウザでレッスンを受ける:DMM英会話・Kimini英会話・Bizmates。レッスン用のアプリを入れずに、ChromeやSafariなどのブラウザから受講します。
- アプリはあるが、自習用:DMM英会話の公式アプリとBizmates App。どちらも予習・復習やAI練習などが中心で、アプリの中でレッスンを受けられるという記載は公式で確認できませんでした。
「アプリがある=アプリでレッスン」とは限らない点に注意してください。申し込む前に、自分が使うサービスがどちらの方式かを確かめておくと、当日になって慌てずに済みます。
6社のスマホ対応 早見表
公式アプリの有無、アプリでのレッスン、スマホのブラウザでのレッスン、公式の推奨環境(スマホ)を並べました(2026年9月時点・公式サイトで確認)。公式で記載を確認できなかった項目は「公式で確認できず」としています。
| サービス | 公式アプリ | アプリでレッスン | スマホのブラウザでレッスン | 推奨環境(スマホ・公式) |
|---|---|---|---|---|
| DMM英会話 | あり(Daily News・AIロールプレイ・AI講師などの自習用) | 公式で確認できず | できる(Eikaiwa Live・アプリのダウンロード不要) | 対応OS・ブラウザを用意し、事前に接続環境テストを実施(OS・ブラウザの詳細は公式で確認) |
| レアジョブ英会話 | あり | できる(スマホ・タブレットはアプリが必要) | できない(公式にブラウザでのレッスンは利用不可と記載) | iOS/iPadOS 17以上、Android OS 12.0以上、通信回線5Mbps以上、ヘッドセットの利用 |
| ネイティブキャンプ | あり(iOS・Android・Fire OS) | できる | 公式で確認できず | 最新OSがインストール可能な機種・OSは最新版。Androidは機種により使えない場合あり |
| Kimini英会話 | 専用アプリなし | —(専用アプリなし) | できる(Chrome・Safariなどのブラウザ) | iPhone/iPadはバージョン15以上(Chrome・Edge・Safari)、AndroidはChrome・Edge。OSは最新版を推奨 |
| Bizmates | あり(Bizmates App:予習・復習・単語・AIロールプレイなど) | 公式で確認できず | できる(My Stage・ChromeやSafariなどのブラウザ) | 公式で確認できず(無料体験レッスンはPCからの受講を推奨) |
| Cambly | あり | できる(モバイル端末はアプリでの受講を案内) | 公式で確認できず(モバイルはアプリ利用を案内) | Wi-Fi利用時はルーターの近くで、他のアプリを終了、バッテリー残量を確認し省電力モードをオフ |
推奨環境は変わることがあります。申し込み前に、各社の推奨環境ページや環境チェックの機能で、自分のスマホで使えるかを確認してください。
サービス別:スマホで受けるときの公式の案内
DMM英会話:ブラウザで受講、アプリは自習用
DMM英会話は公式の「初めての方へ」で、パソコンに加えてスマホやタブレットからも受講できると案内しています。レッスンは独自に開発したビデオチャットツール「Eikaiwa Live」を使い、公式ブログでは「Google Chromeなどのインターネットブラウザからアクセスするため、アプリなどをダウンロードする必要はありません」と説明しています。ブラウザを開くだけで、レッスン・チャット・教材の閲覧ができる仕組みです。
初めて使うときは、対応しているOSやブラウザを用意したうえで、事前に「接続環境テスト」を行う必要があります。必要なものとして、デバイスのほかにWebカメラ(端末に付いていない場合)とマイク付きイヤホンやヘッドホン(端末にスピーカーとマイクがあれば不要)が挙げられています。
一方、DMM英会話の公式アプリは、Daily News・AIロールプレイ・AI講師といった自習用の内容が中心です。レッスン開始の5分前に通知を送る機能はありますが、アプリの中でレッスンを受けられるという記載は公式で確認できませんでした。会員登録後の7日間はレッスンが無料で受け放題なので、その間に自分のスマホで一度つないでみると安心です。
料金やプランの詳細はDMM英会話のレビュー記事にまとめています。
レアジョブ英会話:スマホ・タブレットはアプリ必須
レアジョブ英会話は公式トップで「スマホアプリで受けられる」と案内しています。レッスンルームの説明ページでは、スマートフォンやタブレットでのレッスン受講にはレアジョブ英会話アプリが必要で、スマホやタブレットではブラウザを使ったレッスンは利用できないと明記しています。パソコンの場合はブラウザで受講します。
公式の推奨環境は、スマホ・タブレットがiOS/iPadOS 17以上、Android OS 12.0以上(一部の海外メーカー端末では正常に使えないことがあるとの注記あり)。通信回線は5Mbps以上(有線LANならより安定)、外部デバイスとしてヘッドセットの利用が挙げられています。アプリで入室する前に、端末の「設定」からアプリのマイクとカメラへのアクセスを許可しておきます。
なお、公式によるとブラウザとアプリではレッスンルームの画面表示や機能が異なります。7日間無料でレッスンを体験できるので、アプリの画面で受けやすいかを確かめられます。詳しくはレアジョブ英会話のレビュー記事もご覧ください。
ネイティブキャンプ:アプリでレッスン、スマホのブラウザは確認できず
ネイティブキャンプは公式のよくある質問で、iOS・Androidアプリを使うことでスマートフォンやタブレットからもレッスンを受けられると案内しています。アプリの利用方法ページでは、他社の通話サービスを使わずにレッスンを受けられること、推奨デバイスは「最新バージョンのOSがインストール可能な機種」で、iOS・Android・Fire OSの最新バージョンを推奨していることが書かれています。Androidはメーカーや機種によって使えない場合があるとの注記もあります。
通信については、Wi-Fi環境でない場合は映像や音声が不安定になることがあり、そのときは自分と講師の映像をオフにして試すよう案内されています。パソコン向けの推奨環境(回線速度5Mbps以上など)は公開されていますが、スマホのブラウザでレッスンを受けられるかどうかの記載は公式で確認できませんでした。スマホで受けるならアプリを使う前提で考えておくのが確実です。サービスの特徴はネイティブキャンプのレビュー記事で整理しています。
Kimini英会話:専用アプリはなく、ブラウザで受講
Kimini英会話は公式ブログで「現在Kimini英会話の専用アプリはありません」とし、スマホやタブレットではChromeやSafariなどのブラウザからサイトにアクセスするよう案内しています。公式の「ご利用環境について」では、iPhone/iPadはサポート対象であるバージョン15以上での利用を求め、ブラウザはChrome・Edge・Safari、AndroidはChrome・Edgeが挙げられています。OSは各種最新バージョンが推奨です。
受講前には「マイク・ビデオの確認」ページで、ブラウザ・カメラ・マイクの動作を確認できます。環境チェックに成功すれば、その端末でレッスンを受けられると公式は説明しています。詳しくはKimini英会話のレビュー記事、申し込みはKimini英会話の公式サイトからどうぞ。
Bizmates:ブラウザで受講、アプリは予習・復習用
Bizmatesは公式サイトのよくある質問で、ChromeやSafariなどのブラウザからマイページにログインすれば、どの端末からでも受講できる独自のプラットフォーム「My Stage」でレッスンを行うと説明しています。スマホからの受講もできるとし、その際は通話を「受話器」モードから「スピーカーフォン」モードに切り替えるか、マイク機能付きのイヤホンを使うよう案内しています。教材はプリントアウトするか、スマホの画面に表示しながら受講します。
ただし、無料体験レッスンでは教材の表示・ビデオ・チャットをすべて使うため、スマートフォンを避けてPCから受けることを推奨しています。Bizmates Appは、レッスンの予習・復習や単語、AIロールプレイなどに使う学習アプリで、アプリ内でレッスンを受けられるという記載は公式で確認できませんでした。詳しくはBizmatesのレビュー記事、申し込みはBizmatesの公式サイトからどうぞ。
Cambly:モバイルはアプリで受講
Camblyの公式サポートでは、Apple・Androidのデバイスと、Windows・Macのパソコンで利用できるとし、モバイルデバイスでレッスンを受ける場合はCamblyモバイルアプリを使うよう案内しています。パソコンの場合、CamblyはGoogle Chromeで正しく動作するように設計されています。App Storeの公式説明でも、ビデオチャットを通じてネイティブ講師のレッスンを受けられるとしています。
接続を安定させる方法として、公式は「Wi-Fi利用時はルーター近くで試す」「他のアプリを終了する(バックグラウンド実行中を含む)」「バッテリー残量が十分か確認し、省電力モードをOFFにする」などを挙げています。Camblyは無料体験ではなく100円の有料体験です。詳しくはCamblyのレビュー記事、申し込みはCamblyの公式サイトからどうぞ。
スマホで受ける前の準備
スマホで受ける場合、パソコンよりも「音」「通信」「設定」で困りやすくなります。各社の公式の案内と、一般的に気をつけたい点をまとめました。
1. マイク付きのイヤホンを用意する
DMM英会話はマイク付きイヤホンやヘッドホン、レアジョブ英会話はヘッドセットの利用、Bizmatesはマイク機能付きのイヤホンの利用を案内しています。Kimini英会話の公式ブログも、イヤホンやヘッドセットを使うと講師の声が聞き取りやすくなり、周囲への音漏れも防げるとしています。スマホのスピーカーだけだと声が聞き取りにくかったり、周りの音を拾ったりしやすいので、マイク付きのイヤホンが1つあると安心です。
2. 通信は安定したWi-Fiで
レアジョブ英会話は通信回線5Mbps以上を推奨し、ネイティブキャンプはWi-Fi環境でないと映像や音声が不安定になる場合があるとしています。Camblyも、Wi-Fi利用時はルーターの近くで試すよう案内しています。外出先でモバイル通信を使う場合は、通信量や電波の状況にも気を配りましょう。途切れやすいときは、映像をオフにして音声だけにすると改善することがあります。
3. カメラ・マイクの許可と環境チェック
アプリで受けるサービスは、端末の設定でカメラとマイクへのアクセスを許可しておく必要があります(レアジョブ英会話は入室前の許可を案内)。ブラウザで受けるサービスは、DMM英会話の「接続環境テスト」やKimini英会話の「マイク・ビデオの確認」のように、事前に動作を確かめられる機能が用意されています。レッスン直前ではなく、前日までに一度済ませておくのがおすすめです。
4. バッテリー・通知・ほかのアプリ
Camblyは、バッテリー残量の確認と省電力モードをオフにすること、ほかのアプリを終了することを挙げています。25分前後のビデオ通話はバッテリーを使うので、充電しながら受けられる場所だと安心です。レッスン中に通知が鳴らないよう、おやすみモードなどを使うのも一つの方法です。
5. スマホを固定して、静かな場所で
手で持ったままだと画面が揺れ、講師から顔が見えにくくなります。スマホスタンドなどで固定し、顔が画面に入る位置に置くと話すことに集中できます。声を出すので、周りを気にせず話せる場所を選ぶと緊張もしにくくなります。
画面が小さいときの工夫
Kimini英会話の公式ブログは、スマートフォンはパソコンと比べて画面が小さいため教材が見づらい場合があるとしています。次のような工夫で、小さな画面でも受けやすくなります。
- 教材とチャットを切り替えて使う:レアジョブ英会話のアプリでは、教材を見たいときは「教材」タブ、講師とのチャットは「チャット」タブに切り替えます。チャットや受講メモの記録はレッスン後に受講履歴で確認できるので、レッスン中にすべてを読み切ろうとしなくても大丈夫です。
- 教材を印刷しておく:Bizmatesは、教材をプリントアウトするか、スマホの画面に表示しながら受講するよう案内しています。紙の教材を手元に置けば、スマホの画面は講師の映像とチャットに使えます。
- 事前に教材を読んでおく:レッスンで使う教材を前もってパソコンやタブレット、スマホで読んでおくと、当日は会話に集中できます。
- 文字の少ない教材やフリートークから始める:長文の教材はスマホでは読みにくいので、会話練習が中心の教材から始めると負担が少なくなります。
- タブレットやパソコンと使い分ける:自宅ではタブレットやパソコン、外出先ではスマホ、のように場面で使い分けるのも現実的です。たとえばCamblyは、アカウントを複数のデバイスで使えると公式に案内しています。ほかのサービスも、端末を切り替えるときは公式の推奨環境を確認しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
スマホだけでオンライン英会話のレッスンは受けられますか?
今回比べた6社は、いずれもスマホからレッスンを受けられると公式に案内しています。ただし方法が違い、レアジョブ英会話・ネイティブキャンプ・Camblyはアプリで、DMM英会話・Kimini英会話・Bizmatesはスマホのブラウザで受講します。申し込む前に、使うサービスがどちらの方式かを公式サイトで確認しておくと迷いません。
DMM英会話の公式アプリでレッスンは受けられますか?
DMM英会話の公式アプリは、Daily News・AIロールプレイ・AI講師などの自習用の内容が中心で、アプリの中でレッスンを受けられるという記載は公式で確認できませんでした。DMM英会話のレッスンは、独自ツールのEikaiwa Liveにブラウザからアクセスして受ける仕組みで、公式は「アプリなどをダウンロードする必要はありません」と案内しています。
スマホで受けるときにイヤホンは必要ですか?
スマホ単体でも受けられる場合がありますが、各社の公式はイヤホンやヘッドセットの利用を勧めています。たとえばレアジョブ英会話は推奨環境にヘッドセットの利用を挙げ、Bizmatesはスピーカーフォンへの切り替えかマイク機能付きのイヤホンの利用を案内しています。マイク付きのものを選ぶと、講師の声が聞き取りやすく、周りへの音漏れも抑えられます。
スマホのモバイル通信(4G・5G)でもレッスンできますか?
通信の具合によっては受けられますが、公式は安定した回線を勧めています。ネイティブキャンプは「Wifi環境でない方は、レッスン時に映像や音声が不安定になる場合がございます」としており、レアジョブ英会話は推奨環境で通信回線5Mbps以上を挙げています。映像や音声が途切れるときは、Wi-Fiに切り替える、ルーターの近くに移る、映像をオフにするといった方法を試してみてください。
無料体験レッスンもスマホで受けて大丈夫ですか?
サービスによって案内が違います。Bizmatesは、無料体験レッスンでは教材の表示・ビデオ・チャットをすべて使うため、スマートフォンを避けてPCから受けることを勧めています。ほかのサービスでも、はじめてのレッスンは教材や操作に慣れていないので、パソコンやタブレットが使えるなら画面の大きい端末で受けるほうが落ち着いて進められます。
まとめ
オンライン英会話はスマホだけでも受けられるサービスが多いものの、受け方はサービスによって違います。
- アプリでレッスン:レアジョブ英会話(スマホ・タブレットはアプリ必須)、ネイティブキャンプ、Cambly(モバイルはアプリで受講)
- スマホのブラウザでレッスン:DMM英会話(Eikaiwa Live)、Kimini英会話(専用アプリなし)、Bizmates(My Stage)
- アプリは自習用:DMM英会話の公式アプリ、Bizmates App(アプリ内でのレッスン受講は公式で確認できず)
どのサービスでも、マイク付きのイヤホン・安定したWi-Fi・事前の環境チェックの3つをそろえておくと、スマホでもレッスンに集中しやすくなります。推奨環境は更新されることがあるので、申し込む前に公式サイトで自分の端末が対象かを確かめ、無料体験などで一度つないでみるのが確実です。サービスそのものの選び方はオンライン英会話おすすめ比較でも整理しています。