ノートに表現をまとめる女性を、横からのぞき込んでほめる講師2人のイラスト

レッスン後の復習は、ノートまとめ・シャドーイング・間隔反復・英作文・次のレッスンで使う、の5つを組み合わせるのが基本で、時間がない日はノートまとめだけでも行うと習慣を保ちやすくなります。ここでは、レッスン後の復習を「手順」「頻度(タイミング)」「記録の仕方」の3つの観点から整理し、忘却曲線に沿った効果的な復習テクニック5選と、無理なく習慣化するコツを解説します。

この記事でわかること

  • レッスン後の復習が重要な理由
  • オンライン英会話の効果的な復習テクニック5選
  • 復習を習慣化するための具体的な方法
  • 復習の頻度と量の目安
悩んでいる人のイラスト
レッスンを受けっぱなしで、あまり覚えていない気がする…。
説明する男性講師のイラスト
レッスン後の復習の仕方で、残る量が変わります。手順・タイミング・記録の3つに分けて見ていきましょう。

復習しないと、覚えたことを忘れやすい

覚えた英語の吹き出しが風船のように飛んでいき、慌てる女性のイラスト

レッスンで習った表現は、受けたあとに復習しないと思い出しにくくなります。

エビングハウスの実験(無意味なつづりを覚える実験)では、24時間後に覚え直したときに節約できた手間は約34%(33.7%)でした(出典:エビングハウス『Memory』第7章の英訳)。つまり、時間がたつと覚え直しにかなりの手間がかかります。復習なしでは、せっかくのレッスンで習得した内容がすぐに忘れられてしまいます。

オンライン英会話の効果的な復習テクニック5選

カフェでノートに英単語を書きとめている女性のイラスト

1. レッスン直後にノートまとめ(5〜10分)

レッスン終了直後に、以下の内容をノートにまとめます。

  • 今日学んだ新しい単語・フレーズ(5〜10個)
  • 講師に直してもらった文法・表現のミス
  • 「うまく言えなかった」と感じた表現
  • 次回レッスンで練習したいこと

記憶が新鮮なうちにまとめると、覚えておきやすくなります。

2. 学んだフレーズをシャドーイングで練習する

ヘッドホンをつけて、聞こえた英語をすぐまねするシャドーイングをする女性のイラスト

レッスンで使った教材テキストや、自分でメモした例文を使ってシャドーイング練習をします。言えなかったフレーズを繰り返し声に出すことで、口からスムーズに出てくるようになります。

3. 間隔反復で単語・フレーズを復習する

学んだ単語やフレーズをAnkiなどのフラッシュカードアプリに登録し、1日後・3日後・7日後と間隔を置いて復習します。忘れかけた頃に復習することで、長期記憶への定着が促進されます。

4. 英語日記・英作文でアウトプットする

今日学んだ単語やフレーズを使って、短い英文や日記を書いてみましょう。一度使った単語は覚えやすくなります。SNSへの英語投稿なども良いアウトプット練習になります。

5. 次のレッスンで前回の学習内容を使う

次回のレッスンで、前回学んだフレーズを意識的に使ってみましょう。「前回習った〇〇を使ってみたい」という目標を持ってレッスンに臨むと、学習効率が高まります。

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復習の理想的な頻度と時間配分

色分けされた円を見上げて、レッスンと復習の時間の配分を考える女性のイラスト

復習の頻度と時間配分の目安は以下の通りです。

復習スケジュールの目安
タイミング内容時間
レッスン直後ノートまとめ・フレーズ確認5〜10分
当日夜シャドーイング・英作文10〜15分
翌日フラッシュカード復習5〜10分
3日後フラッシュカード・再度シャドーイング5〜10分
1週間後学んだフレーズを次のレッスンで使うレッスン内

復習を習慣化する3つのコツ

1. 復習の時間・場所を固定する

「レッスン直後の5分」「夜寝る前の10分」のように、復習する時間と場所を固定することで習慣化しやすくなります。

2. 完璧を求めない

「今日は時間がないから全部できない」と思ったら、ノートまとめだけでも行いましょう。完璧な復習ができなくても、少しでも行う方が、全くやらないより復習の習慣を保ちやすくなります。

3. 復習の内容を前もって決めておく

「毎日レッスン後には5つフレーズをAnkiに登録する」など、復習の内容をあらかじめ決めておくことで、やるべきことが明確になり習慣化しやすくなります。

復習を継続できる人/できない人

カレンダーに丸をつけて、復習を毎日続けている女性のイラスト

✅ 復習を継続しやすい人

  • レッスン直後に5〜10分の時間を固定で確保できる人
  • Anki や Notion 等の学習管理ツールを既に使い慣れている人
  • 「完璧でなくてもまずやる」という心理的ハードルが低い人
  • 週次・月次で振り返り時間を取れる人
  • シャドーイングなど「声を出す」復習にも抵抗がない人

❌ 復習が続きにくい人

  • レッスンを受けて満足してしまうタイプ(インプット偏重)
  • 1回の復習に30分以上かけたい完璧主義タイプ
  • 復習ツールを増やすこと自体に時間を取られる傾向
  • スキマ時間を学習に変換する習慣がない

よくある質問(FAQ)

1回のレッスンに対して、復習はどのくらい時間をかければ十分ですか?

A. 本記事の目安表(レッスン直後5〜10分・当日夜10〜15分など)を参考にしてください。最初は短くても構いません。短くても毎回続けるのがおすすめです。

復習ノートはアプリと紙、どちらがいいですか?

A. 検索性とポータビリティで Notion/Anki などのアプリが優勢ですが、手書きのほうが覚えやすいと感じる人もいます。最初は紙でフレーズを書き出し、1週間後の見直しはアプリで整理する、という併用が現実的です。

シャドーイングを復習に使う場合、レッスン録音は必須ですか?

A. レッスン録音が許可されているサービスでは録音を活用すると効果的です。録音不可の場合は、レッスン中に印象的だった講師のフレーズをメモし、そのフレーズを使った市販の音声教材で代替できます。

間隔反復学習(Anki)の頻度はどれくらいが最適ですか?

A. Anki の公式マニュアルは、設定を変える前に数週間は初期設定のまま使うことを勧めています。答え方に応じて、次の復習までの間隔が自動で伸びていきます。

復習しなくても英会話は上達しますか?

A. 上達はしますが、復習をしないと覚えた内容を忘れやすくなります。レッスンで「分かった」状態から「使える」状態にするには、復習による反復が不可欠です。

まとめ:復習こそがオンライン英会話の効果を最大化する

ノートやヘッドホンなど復習の道具が輪になり、満足そうに笑う女性のイラスト

オンライン英会話の効果を最大限に引き出すには、レッスン受講だけでなく、レッスン後の復習が不可欠です。ノートまとめ・シャドーイング・間隔反復・英作文・次のレッスンで使う、の5つを組み合わせた復習習慣で、学んだ内容を着実に定着させましょう。